実録!オニ姑の嫁イビリ~第9話 土下座しろって・・・半沢直樹じゃあるまいし~
神尾奈那です。
現在バツイチで子供2人を育てるシングルマザー。
こどものために離婚は踏みとどまるべきか、そもそも離婚して生活はできるのか?等々悩みまくった約10年💦
『何で早く離婚しないのかと思ってたよ~ん』
とお気楽に言ってくれる子どもたち(^▽^;)
ごもっともでございます(苦笑)
そんな風に笑っていられるのは、今が幸せだから!
この選択をして良かったと思えるから!なのですが。
さて・・・離婚原因となった姑とのやりとり…今回は義父がメインで書かせていただきます(^▽^;)
元夫メタから、メタ父(義父)は怒ると怖いとは聞いていました。
ガンコおやじでしょうもないと・・・
そのくせ、メタ母(義母)の悪口は言ったことがない息子メタ。
私はとにかく、メタ母恐怖症だったので、メタ父の頑固さは感じていましたが、怖さはさほど感じたことはありませんでした。
一言でいうと、寡黙な感じ・・・
2人きりで時間をつぶすのは苦労しそうだな・・・とそんな程度でした。
でも、今回の件で正体を知ってしまった・・・そんな感じです。
前回、メタ父と会ったのは、メタ家へ行き
『ブスにブスと言って何が悪い』
とメタ母に逆ギレされた時。
あの時が最後でした。
そして、帰り際にメタ姉からの提案、
『これからはお互いの悪口を言うのはやめにして少しずつ改善していこう』
という主旨のものがありました。
『そうですね!』
と平和条約を締結したわけでもなく、握手して同意したわけでもなかったけど、暗黙の了解だと思っていました。
だから、約束(だと思っていたことを)きちんと守ってきた。
幸せになるために・・・
でも、それをやっていたのは私たち夫婦だけだったと知りました。
メタ父曰く
『うちの奴(メタ母)は毎日毎日お前(もちろん私を指さして)の悪口ばかり言っている。お前がうちの奴にブスだなんて言ったからだ。』と延々と怒り出した。
ちょっと待て!
前回実家に出向いて、それは言っていないと伝えたよね?
もしそう聞こえたなら謝るけど、そんなこと思っていないし言ったつもりもないって言ったよね?
そんな直球を投げて良いなら、顔面にぶつけてやりたかった。
でも・・・これから長い人生付き合っていく人(だと信じていた)
さすがに無理でしたね。
やんわり、そんなことはないですが・・・と言ってみたけど、もう理解してくれるわけないだろうなぁとも思っていましたね。
だって、
ユメの誕生日祝いにTDLに行くって言ってるのに、強引にやってくるわけだし(-_-メ)
それに、
前回実家で、メタ母が『ブスにブスって言って何が悪い!』って言った相手誰だかわかってる❓
私だよ、わ・た・し!
私がブスってあなたの目の前で言われたんですけど、それは覚えていないとでも?
メタ母には全く何も言えないメタなのですが、メタ父には言いたいことは言えるらしく、この時も、何とかことを収束しようと努力しているのはわかりました。
でも、全く歯が立たない(;´Д`)
使えない(泣)
そんな気持ちまで芽生えてしまっていました。
私の怒りは、メタ父のみならずメタにも起きていて、平静を装うのももう無理かも?
そんな気持ちになっていました。
それなのに、父が手帳を出してこんなことを私に言い始めました。
『この手帳に、今後はそのようなことは言いませんと一筆書いて署名しろ。
そして土下座して謝れ!
それができなきゃお前らとは縁を切る!』
え?
被害者は私なのに・・・
淡々と言わせてもらいました。
『お義父さん、前回も話しましたが、ブスだなんて言ったことはありませんが、そう聞こえたのならもう一度謝ります。
ただ、お義母さんがいないところでここに署名したとしたら、私がブスと言ったと誤解されるかもしれないので、それはできません。
言っていないので土下座もしません。』
そりゃそうでしょ。
土下座をするのはメタ母でしょう・・・とはさすがに言えませんが、心の中はメラメラしていましたよ。
メタ父は
『じゃあ、お前らとは縁を切る』
そういって、出ていきました。
疲れた、疲れ果てた。
でも・・・終わっていなかったんです。
正直、メタはこのやり取りを聞いていて、やり場がないんだろうなぁと思っていました。
少なからず、申し訳ないと思っているだろうと・・・
だが、しかし・・・な発言が聞こえてきました。
『奈那のせいで、親子の縁を切られたじゃないか(怒)』
さっきまでの怒りがかわいく思えるほど、腹が立ちました。
そして怒りをぶちまけようとしたときに、なぜかメタ父から電話が!
『今日は駅の近くに泊まるから心配しなくていいぞ』と。
心配なんかしてないし、何ならどうにかなってほしいくらい(-_-;)
もう、無理だ・・・
ママ友があらかじめ『何かあったら泊まりにおいで』と言ってくれていたので、
ユメを連れて、家を出たのでした。