なな色のにじの橋

結婚・妊活・子育て・離婚。いろんな経験でゲットした生きるヒントを私らしくお伝えするブログ(*‘∀‘) ねっ!幸せのにじの橋を架けようよ!

家族を想う…長生きをするのも大変なんだな

神尾奈那です。

 

先日、保険の見直しをしたくて、

ほけんの窓口へ行ってきました。

 

担当者の方に

「いくつまで生きたいですか?」

と聞かれまして・・・

 

あまりに唐突すぎて、少しうろたえました💦

 

「えー!難問ですねぇ」と言いながら、

 

子どもたちが巣立つまでは、死にたくない

(と言うより死ねないと思っている。)

 

特別長生きしたい訳じゃないけど、

いくつになっても「もう少し人生を楽しみたい」と思っていそう。

 

「ハッキリいくつとはいえないものですね💦」

なんて、話をしました。

 

担当者の方が勧めてくれる保険が、

 

90歳までは死亡時や高度障害時にはある程度の額がおりる。

でも、リミットは90歳。

その後は0円。

 

それを踏まえての質問でした。

 

90歳までは生きないと思います!」

 

こればかりは、【神のみぞ知る】領域なので、

死ぬまで正解かどうかはわからないですが、

そう仮定して保険を決めてきました。

 


 

 

 

長生きするのも大変なんだな

 

 

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昨年母を亡くしましたが、母はまだ70代前半でした。

 

自分は長生きする気でいたけれど、

母の死を経験して、

もしかしたら私も・・・

などと思うようになったのも事実。

 

母はがんの再発で、治療を始めてからが早かった。

本人はポジティブで治す気満々だったので、

まさかこうなるとは思っていなかったでしょう。

 

母の死も悲しかったのですが、

遺された父を見るのも辛かったですね。

 

バツイチの私には、この先経験することがない配偶者の死。

 

向き合うのも、乗り越えるのもやっとだったはず。

 

少しずつ元気が出て、

 

「もう少し長生きしたい」

「この先、何人の孫とお酒が飲めるかな。」

 

生きる望みを語るようになって安心していた矢先、

このコロナによる生活の変化。

 

実家に行きたくても、ちょっと帰りにくくて電話ばかりのやり取り。

それでも、いつも通りの他愛もない話をするたび、お互い声を聞くたび安堵感が生まれます。

 

その父が、先日少し元気がなかった。

どうしたのかと思ったら、

高校時代からの親友が肝臓がんになってしまったとポツリ話し始めました。

 

友人の奥様は痴呆が進み、

老人ホームに入居したそうで、

お互い一人暮らしを強いられる状況。

 

気心知れているだけでなく、

似たような境遇に励まし合ってきたのでしょう。

 

「あいつに何かあったら俺も困るなあ。」

心の底からの声だったのだろうと感じました。

 

近所でよく声を掛け合うおじさんも、昨年病気で亡くなったと聞いたし。

 

父には長生きしてほしいけど、

そのためには心の支えって必要だなって思いましたね。

 

長生きすると、ひとつひとつ大切なものと離れていく経験も重ねなければならないんだなと父を見て思いました。

 

切ないですよね。

 

せめて、コロナなんてなかったら、

顔を見に行き、みんなで食卓を囲み、

生きるって幸せだなって時間を共有できるのに。

 

早くそんな世の中に戻ってほしいなと切に願ってしまいます。

 

今の私に何ができるだろう?

 

まずは、父にとって初孫である息子のユメが来年20歳になります。

コロナが落ち着いて、

初めてのお酒がおじいちゃんとの乾杯になると良いね

と話していますが、どうか実現しますように。

 

何がベストかわからないけれど、

父にとって、安心できる何かを探してあげたいなとしみじみ思いました。