「誰かのため」が「自分のため」になる!ヘアドネーションで救われました(*^^*)
神尾奈那です。
娘のハナ(高校生)が
久しぶりに美容室へ行きました。
【ヘアドネーション】
ご存知ですか?
髪の毛(hair)を寄付(donation)するという2つの単語からできているのでわかりやすいですよね。
病気などで髪の毛を失った子供たちに医療用ウィッグを無償提供しようという活動ですが、ドナーと言っても痛みを伴うわけではないので、参加しやすいかと思います。
芸能人の方でされている方も多くて、広まった感があります。
ハナは今回が4回目となりました。
ハナの場合、
「誰かのために!」
と思って始めたわけではありません。
中学に入り、バレー部に入ると決めたハナ。
入部するには髪の毛を短くしなければいけないという掟がありました。
(次年度からなくなったようですが・・・)
小学校から髪の毛を伸ばしていて、
ラプンツェルのように髪を伸ばすのが夢だったハナ(*^^*)
「せめて腰の長さまで伸ばしてみたい。」
と言っていたハナには、
突然舞い降りてきた髪を切るというミッションに、少なからずショックを受け、悩んでいました。
中学では、全員何かしらのクラブに入らなければならず、ハナも今さら他は考えられない様子。
たまたまランチしたママ友にそのことを話すと、【ヘアドネーション】のことを教えてくれました。
実は、このママ友の息子くん、病気で髪の毛を失っていました。
本物の髪の毛で作ったウィッグは、自然に近いものになるらしく、その子も申し込んだらしいのですが、何年も待たなければならず断念したとか。
「そんな子のために切るって言うのはどう?」
とアドバイスをもらい、ハナに話したのがきっかけでした。
【髪の毛を切ることが、誰かのためになる】
考えたこともなかったので、驚きました。
柴咲コウさんの記事をネットで見て、
ハナは背中を押されたようでした。
気持ちが揺るがないうちにと、美容室へGo!
こんなに長かった髪を40センチくらい切りましたね。
↓ ↓ ↓
今は美容室で郵送してくれるところも多いですが、当時は、自分で送らなければならず…
まずはネットで送り先を検索。
【JHD&C】さんへ、ドナーシートへ記入して、投函しました。
おかげで、心も髪の毛もスッキリできたハナ。
一つの社会貢献に助けられた形になりました(^_^*)
これがもし、
「今すぐ髪を切れないなら、入部させない」
(文字にするとパワハラに思えてしまいましたが💦)
と顧問に言われた言葉だけで切ることになっていたら、ハナの気持ちは晴れなかったでしょう。
髪を切るという、
自分の小さな勇気が、
知らない誰かのためになると思えたから、踏ん切りがついたと思います。
そのおかげかな?
その後、自らヘアドネーションをしていますね。
今回は31㎝あるかどうかビミョーだったので、15㎝以上で受け取ってくれる【つな髪】さんへ送ることにしました。
www.organic-cotton-wig-assoc.jp
ハナが元気をもらえたように、
誰かの笑顔に繋がると良いなと思います。