なな色のにじの橋

結婚・妊活・子育て・離婚。いろんな経験でゲットした生きるヒントを私らしくお伝えするブログ(*‘∀‘) ねっ!幸せのにじの橋を架けようよ!

もう怒らない!公園から笑顔で帰宅する方法

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こんにちは。

神尾奈那です。

 

育児真っただ中の皆さん、今日も朝からお疲れ様でした。

過ごしやすくなってきて、公園にお子さんを連れて行かれた方もいるはず(*^^*)

公園に連れていくと、帰り際にお子さんとバトルになることありますよね。

 

コロナ禍のこんな状況で、長時間遊ぶのは無理なのかもしれませんが・・・

 

我が家の子どもたち・・・息子のユメは大学生、娘のハナは高校生なので、今は公園とは無縁の生活になっています。

毎日子供たちを公園で遊ばせたころとは違いがあるかもしれませんが、少しでも子育てのヒントになると嬉しいです。

 

親にとっては『じゅうぶん遊ばせた』はずなのに、「帰ろう!」と声をかけると「いやだぁ!」とじだんだ踏む子もいれば、聞こえなかったことにして遊具へ走り去っていく子、急にテンション下げてぐずりだす子・・・いろんなタイプのお子さんがいますよね(苦笑)

 

親:「帰ろう」

子:「うん!」(片づけを始める)

 

こんな流れになってくれれば、笑顔で帰宅できるのに・・・

 

でも、そんな子育て期間を通り越した私からすると、そんな何も起きない帰り際のやりとりは物足りないというか、

『体調悪い?』

『ガマンしていない?』

『ママ(パパ)が怖いの?』

と思ってしまいそう(苦笑)

 

『イヤ!』は便利!

 

『パパ』『ママ』『まんま』・・・いろんな言葉を覚えてもらいたくて我が子に一生懸命教えますよね。

 

でも子どもって『イヤ』と『アンパンマン』は教えなくても勝手に覚える(^▽^;)

 

まだボキャブラリーの少ない子供にとって『イヤ』は意思を伝えるにはとっても便利な言葉!

でも、育児で疲れている時にこの否定的な言葉にカチンとくること…ありますよね。

 

 

子どもが『イヤ』という理由は?

 

どうして子どもたちは『イヤ』だというのか。

それは・・・

『楽しかったから!』

  (だから)

『もっと遊びたい』

  (なのに)

『パパやママはわかってくれない(泣)or(怒)』

 

ざっくりこんな流れかなと・・・

 

でもこの流れがあっていれば、公園での遊びを十分満喫してくれたことになります。

 

親が”公園で楽しませてあげたい”と注いだ愛情を、子どもはきちんと受け取ったはず。

ではなぜこんな結末に?

どうすれば良かった?

 

ハッピーエンドで終わらせる方法

私からすると、『帰るよ』と声をかけた時点で親御さんがお子さんに100%のパワーを注ぎ切ってしまったのではと思います。

そして、頭の中は次にやるべきことへとシフトチェンジしているのでは?

これで1日が終わるわけではないですもんね(*_*;

 

でも子どもたちはおかまいなしなので、ここで終わるわけがない(苦笑)

仕方がないので、少しズルい戦法でいきましょう!

 

 

まずは質問です!

 

仮に公園での滞在時間を2時間と決めていたとします。

2時に公園に着きました。

4時に帰ろうと思います。

 

さて、何時になったら『帰るよ』と伝えますか

 

お片づけを考えて5~10分くらい前…3時50分前後という方が多いと思います。

 

私だったら・・・3時半に言いますね!(笑)

 

『え~、もっと遊びたい!』と言ってくれたなら作戦成功!

ヨッシャ!って気分ですヽ(^o^)丿

その言葉、想定内ですから!

 予定より30分前なら怒る必要ないですしイライラもしません

 

ただ『じゃあ、あと5分だけだよ。』と上から言うのももったいない!

これを繰り返すと、”かわいい我が子をわがままになるように育ててしまった!”ということになりかねません

お子さんにとっては、ゴリ押しすればパパ(ママ)は言うことを聞いてくれると認識してしまいます。

 

そこで、”ズルい戦法”なるものを使います。

『ご飯を食べる時背中が伸びていてかっこよかったから』

『ごちそうさまを大きな声で言ってくれて嬉しかったから』

『靴を揃えて脱いでいたから』

『お着替えが一人でできたから』

『おもちゃを上手にお片づけできたから』

こんな感じのこと、できれば本人が気に留めていないような日常生活の当たり前の頑張りを褒めて、認めて、そのごほうびとして時間を延ばしてあげる。

 

これが効き目あるんです!

自覚がなくても(実はほめるほどできていなくても)褒められたことは次も頑張ろうとしてくれます=育児の負担が徐々に軽くなります。

 

この時、公園に時計がありお子さんが時計を読めるのであれば、

『○○分になったら』

『長い針が○になるまで』

とやりとりすることで、時計の学習もでき一石二鳥です。

 

もし、まだ時計が読めないお年頃の場合は、何をしたいか尋ね

すべり台だったら『あと3回ね!』

ぶらんこだったら『10かぞえるね』など。

宣告したより多少増えてもそこはご愛敬!

ごほうびという名目なのでOKです(笑)

 

あとは楽しかったという気持ちのままサクッと帰りましょう!

また何かを頑張っていたら『ごほうびでいっぱい遊ばせてもらえる』という気持ちを芽生えさせて。

 

気をつけること

パパやママに認めてもらえたという経験。

これはとても大事なこと。

自己肯定感にも繋がります。

 

ただ、気をつけてほしいのは毎回はやらないでほしいということ。

このスタイルに慣れてきたら、5回に1回、3回に1回などある程度の感覚で

『イヤ』と言われた時に

『今日は○○をしなきゃいけないから』と大人の正当な理由をつけて約束を守らせることも覚えさせましょう。

メリハリって大切ですから(笑)

そこは大人がうまく駆け引きしてみてください。

帰ると決めたら、速攻でその場を去らせる。

グダグダけんか状態になると、子どもは変な期待をもってしまうので。

できた時は「ありがとう」のお礼の言葉を添えてほめてあげると効果てき面です。

 

うまく帰ってくれたら

本当はもう少し遊ばせても良かったのに、こどもがすんなり言うことを聞いてくれた!

そんな時も、もちろんたくさんほめてあげましょう!

 

ほめる時は周りの人を巻き込んでほめるのも効果的です。

たとえば、パパはお仕事でそのことを知らなかったら・・・

・パパが帰宅したら、その子の前で伝える。

『今日公園で帰るよって言ったらすぐにお片づけして帰ってこれたんだよ。すごいでしょ!』

と、自分のことのように嬉しそうに大げさにほめる。

きっとパパものってきてくれるでしょう!

 

・電話でおじいちゃんやおばあちゃんに伝える。

これもなかなか良いです。

そして本人に代わって直接ほめてもらったり、電話を切ってから「○○ちゃんのこと、こんな風に言っていたよ。」なんて話すのもいいですよね。

 

また、逆パターンもありです。

例えば『○○ちゃんえらかったから、パパに内緒でアイス食べる?』なんて(笑)

子どもって内緒話が大好きなんですよね。

 

でも、内緒とつくと言いたくなる!

もしお子さんがパパに言ってしまったその時は

『良かった!内緒って言ったけど本当は嬉しかったからパパに教えたかったの!』と言ってあげてください。

間違えても、約束を破ったという流れにはならないように気をつけてくださいね。

もともと内緒にするような話でもないので(;^_^A

 

こんな感じでいろいろ試してください。

 

ごほうびについて

たまに『いい子にしていたら○○(そこそこ高価なもの)を買ってあげる』と聞こえてくる時があります。

それをやってしまうと目的が”○○を買ってもらうため”になっていて次につながりません。

 

私は何かをあげるなら、その場で消えてしまう形に残らないものが良い気がします。

 

例えば、先ほど書いたアイスやジュースなどは水分補給にもなりますし、身体を休めるにもちょうどよい。

持参したお菓子・・・例えばおせんべい、いつもは一つだけだけど今日はもう一つとか(笑)

食べ物は各家庭の考えや配慮すべきことなどもあると思うので、おうちルールに則って決めてほしいですが、私が思うに、もともと用意していたおやつで十分かなと。

 

あとは、思い切りハグしてあげるとか、寝る前に読む絵本を選ばせてあげるとか、”夕飯は○○ちゃんの好きなものにするね”等々・・・

 

親に褒められるって大切な経験ですし、公園で楽しんだあと、楽しい気持ちのまま帰宅できる(寝入ってしまう)って素晴らしい成功体験です。

 

ユメとハナの話を聞いていてつくづく思うのですが、小さな時に連れて行ったTDLなんてまったく覚えていない!

「あのとき○○公園で・・・」と小さい頃の思い出話を楽しそうにしてくれます。

それを見ていると、日々の出来事の方がよほど心に残るんだなって思います♡

 

育児って一筋縄ではいかないし、めちゃくちゃハードですが、せっかくなので楽しみながら今を満喫してほしい。

 

いくつになっても子どもってかわいいなあとしみじみ思いますが、今しか味わえない可愛さもあります。

いつしか、親にとっても子どもにとってもこの思い出が心に残り、宝物になると思っています。

 

少しでもヒントになれば嬉しいです(^_-)-☆

陰ながら応援しています。