なな色のにじの橋

結婚・妊活・子育て・離婚。いろんな経験でゲットした生きるヒントを私らしくお伝えするブログ(*‘∀‘) ねっ!幸せのにじの橋を架けようよ!

『ありがとう』が言える子に育てたい!・・・お手本はパパとママです(*^^)v

神尾奈那です。

 

育児真っただ中のお母さん方からよく受けるのが

「”ありがとう”と”ごめんね”が言えないんです。」というお悩み。

 

同じ悩みを抱えている方もいらっしゃるのでは?

 

 ありがとうハートマークの無料イラスト素材|イラストイメージ

 

これは、正直なところ、

今日明日に解決する話ではないです。

 

まさに【ローマは一日にして成らず】です。

 

でもね、やることは限られています。

お父さん、お母さんが子どもの前で

”ありがとう”や”ごめんね”を

きちんと使いこなしていくこと。

言った時言われた時、

両方の立場での気持ちを教えていくこと、

その気持ちを自分で感じることです。

 

 

今日は【ありがとう】について考えましょう。

 

例えば、我が子とのやり取りのなかで・・・

 

お片づけの時間が来て、おもちゃの片づけをした。

 

大人目線では、【使ったら片付ける】は当たり前のことです。

 

でも、そこで子供と目と目をあわせて

 

「頑張ったね、ありがとう。」

「ありがとう。きれいになって、ママ嬉しいなあ♡」

「ありがとう。パパにも上手にお片づけできたこと教えていい?」

なんて、ママの気持ちを伝えながら、お礼を言う。

 

子どもはどんな気持ちでしょう?

 

  • ママに褒められて嬉しい。
  • ママがニコニコ笑ってくれる。
  • 部屋がきれいだと喜んでもらえる。
  • 部屋を片付けたら、パパにもママにも褒められる。

そんな経験をして、

片付けをすることを覚えながら、

もうひとつ、

【ありがとう】と言われることが

【嬉しい】につながることを覚えます。

 

 

子どもが小さいほど、

外で声をかけられたり、

手を貸してくれたりと

お礼を言う場面があると思います。

 

「いくつなの?かわいいわね。」なんて

声をかけてもらったりしますよね。

 

思わずうれしくて「ありがとうございます。」

と答えてしまう経験、あると思います。

 

電車に乗った時、小さい子を連れていると

席を譲って下さる方もいらっしゃいます。

「ありがとうございます。」と

疲れ果てていたり、子どもが眠くてぐずったりしていて、

心の底からお礼を言いたくなる状況の時ってありますよね。

 

レジで並んでいたら、順番を譲って下さる方もいます。

 

そんな時に、大人だけのやり取りで

終わるのはもったいないなあと思います。

 

だからと言って、人見知りなお子さんに

「ありがとうは?」と共用しろと言っているわけではありません。

 

お子さんが「ありがとう。」と言えたなら、

あとから、「上手に言えたね。おばさん、嬉しそうだったね。」と一緒になって喜ぶ。

 

ありがとうと言われたら、

相手も嬉しい気持ちになることを伝えられると良いですね。

 

おうちに帰ってから、

「ありがとうが言えたんだよ。」と、

家族に嬉しそうに話すのもいいですよね。

 

もし、恥ずかしくて・・・とか、

うまく使いこなせなくて

【ありがとう】を言えない場合は、

攻める必要はありません。

強要する必要もありません。

 

パパやママが【ありがとうのお手本】を見せてあげればいいだけです。

恥ずかしい子や、自信がない子は、

意外と状況を観察しています。

こんな風に言えるようになると良いなと思ってみている子もいます。

 

だから、にっこり笑って親がお礼を言う

そして、子どもに向かって「良かったね!」と対話する。

 

この経験値をあげていけば、

子どもも自分でもやってみたくなります。

 

徐々に自信をもって、

そして自然に使いこなせるようになっていきます。

 

上手に言えるようになった時は、

自分のことのようにたくさんほめてあげてくださいね。

 

 

 

子どもって、親に褒められるのが一番嬉しいコトなんです。

1度のことを何度ほめてもOKです。

成功体験を増やし、自信を持たせ、

その場に応じた【ありがとう】が上手に言えるように

声をかけていきましょう。

 

次は、【ありがとう】と同じくらいお悩みの多い【ごめんね】について

お話しできたらと思っています。