絵本好きな子どもに育てるためには!元幼稚園教諭 今日のおススメ絵本は『わにさんどきっ はいしゃさんどきっ』
ご訪問ありがとうございます。
神尾奈那です。
お子さんとの絵本の時間、大切にしていますか?
親子で同じ時間を共有できるこのひとときが私は大好き♡
元幼稚園教諭目線から、お子さんにぜひ読んでほしい絵本を紹介します。
私の大好きな絵本作家、五味太郎さんの作品です。
お子さんに五味太郎さんの絵本を読んであげている方、たくさんいらっしゃると思います。
どれを紹介しようか迷ったのですが、今回はこれ👇
虫歯になったわにさんは『ゆっくりあそんでいたいけど、いかなくちゃいけないね』といやいや歯医者さんへ。
患者さん(わにさん)が来たことに気づいて、機械いじりで遊んでいた歯医者さんから出た言葉は、わにさんと同じ『ゆっくり遊んでいたいけど、いかなくちゃいけないね』(笑)
この絵本は、最初から最後まで・・・どのページをめくっても、わにさん、歯医者さんそれぞれの気持ちを同じ言葉で表現しています。
虫歯の治療が怖いわにさんと、わにさんの存在が怖い歯医者さん。
同じことばで、違う気持ち・・・それぞれの感情をしっかり表現していて、笑えるし、感動もするし、とにかく関心する。
だって、それぞれの思いがブレずにきちんと伝わってくるから!
そして、改めて五味太郎さんの偉大さを感じる絵本です。
親が買ってあげたいと思う『よく売れている面白そうな絵本』に我が子はまったく見向きもしない・・・なんてこともあると思います。
でも、食べ物の好みや好きな人のタイプと一緒で、親子でも同じものを選ぶとは限らない。
でも、誰が読むのかを考えれば、誰の意見を尊重すべきか答えは明白ですよね!
内心『え?これ?』と思った本を手にとっても、
『おもしろそうだね』と大人の対応をしてあげましょう!
そして、毎日何度も読む。
『これ読んで!』と言われたら、暗記するほど何度も読んであげましょう(*'ω'*)
子どもの頭の中では絵本の世界が広がって、絵本を読むのが大好きになります。
あとは、お父さん、お母さんもその本を好きになること(無理な時は絵本を読む時間を好きになること)が、お子さんの絵本好きにつながると私は思っています。
絵本の購入にあたって、絶対失敗したくない方は、まずは図書館で借りてきて様子をみるのもありですよ!
絵本の読み聞かせができる時間は限られていますが、とてもよい思い出になりますよ。
ユメとハナを見ていて、話を聞いてそう思います。
毎日の絵本の時間、楽しんでくださいね。